Shintaro Imai
今井慎太郎(准教授:コンピュータ音楽)

コンピュータ音楽家。音や物の微細な運動の剪定と矯正による創作を行う。国立音楽大学およびパリのIRCAMにて学び、2002年から2003年まで文化庁派遣芸術家在外研修員としてドイツのZKMにて研究活動を、また2004年にDAADベルリン客員芸術家としてベルリン工科大学を拠点に創作活動を行う。2008年よりバウハウス・デッサウ財団にてバウハウス舞台の音楽監督を度々務める。2015年に作品集『動きの形象』を発表。近年はアンドロイドの即興歌唱/運動プログラムを開発している。
ブールジュ国際電子音楽コンクールにてレジデンス賞、ムジカ・ノヴァ国際電子音楽コンクール第1位および若い作曲家のための特別賞、EARPLAY作曲家賞、ZKM国際電子音楽コンクール第1位などを受賞。数々の国際的な音楽フェスティバルにて作品が上演されている。ドイツにおいては、2004年にベルリニシェ・ガレリーにて作品個展を、2011年のメルツムジーク音楽祭ではベルクハインにて単独公演を行うほか、2016年のシヌストン音楽祭にレジデンス作曲家として招聘された。現在、国立音楽大学准教授、大阪芸術大学客員教授。
www.shintaroimai.com

 担当授業:
 ・コンピュータ音楽創作 I~IV(Cycling ’74 Maxを用いた音楽プログラミング)
 ・コンピュータ音楽実習 B(Cycling ’74 Maxワークショップ)
 ・コンピュータ音楽ゼミ I~IV(創作、研究)
 ・修士課程コンピュータ音楽演習 I~IV
 ・修士課程音楽テクノロジー I, II
 ・修士課程ライブエレクトロニクス演習
 ・博士課程作曲演習(コンピュータ音楽)




Takenori Katagiri
片桐健順(准教授:音響)

サウンドエンジニア。4半世紀に渡り音響会社に所属し、芸術音楽(古典音楽〜コンピュータ音楽)はもとより、商業音楽(ポップス、歌謡曲、アイドル系、アニメ系、ゲーム系)など幅広いジャンルのコンサートやフェスティバルの音響オペレート・プランを担当している。またブロードウェイ、ウエストエンドのミュージカルや日本の商業的なミュージカル、古典的なオペラから現代的なコンテンポラリーバレエ、ダンスのような舞台作品など、大変多岐に渡ってPAオペレート、録音オペレート、及び音響プランを手がけている。一方で、インスタレーション、イベントなどの空間・設備の音響プランも行っている。
常にアーティストの傍で作品創りを支える影の立役者であり、著名アーティストの裏に潜んでいることが多い。現在、国立音楽大学准教授、フェリス女学院大学音楽学部非常勤講師。

 担当授業:
 ・コンピュータ録音演習 I~IV(音響エンジニアリングの理論と実習)
 ・コンピュータ音楽ゼミ I~IV(音響制作、研究)
 ・コンピュータ音響実習 A I, II(PAエンジニアリング実習)
 ・コンピュータ音楽実習 B I, II(録音エンジニアリング実習)
 ・コンピュータ音楽実習 E(舞台に関わる技術)
 ・コンピュータ音楽実習 F(スタジオに関わる技術)




Takayuki Hamano
濵野峻行(准教授:クリエイティブコーディング)

国立音楽大学音楽文化デザイン学科卒業。オランダ王立音楽院ソノロジー研究科修士課程修了。2014年まで科学技術振興機構ERATO岡ノ谷情動情報プロジェクト研究員(理化学研究所脳科学総合研究センター客員研究員と兼任)。東京芸術大学大学院美術研究科後期博士課程修了。これまで玉川大学、東京芸術大学でも非常勤講師を務める。先端芸術音楽創作学会運営委員。CoderDojoメンター。
作曲、コンピュータ音楽、画像処理、生体信号解析、ソフトウェアエンジニアリングを学ぶ。インタラクティブなパフォーマンスやインスタレーション作品を制作し、国内外で研究発表も行う。また音楽・メディアアートのための創作システム開発のほか、開発マネージメント、ICT・プログラミング教育活動も行う。
takayukihamano.net

 担当授業:
 ・マルチメディア・プログラミング I~IV
 ・コンピュータ音楽実習 A
 ・卒業論文
 ・教育メディア論
 ・音楽データサイエンス研究ゼミⅡ(音楽とAI)
 ・修士課程研究法 I~III




Takashi Ohashi
大橋史(非常勤講師:モーショングラフィックス)

2012年多摩美術大学大学院 美術研究科情報デザイン領域修了。CGの有限性・限界線を意識したアニメーション表現をテーマにした作品を発表し、現在はTomgggと映像作品の共作や「BRDG」「REPUBLIC」をはじめとしたオーディオビジュアルイベントに出演。DAOKO、さよならポニーテール、Burnout syndromes等のアーティストのMVに監督として演出し、西尾維新大辞展「バトルシーン」映像演出 、米津玄師「春雷」コンサート映像演出(アーティストQueHouxoとの共同演出)などカルチャー色の強いプロジェクトにディレクター兼クラフトマンとして参加する。作品の多くはStash、motionographer、onedotzero、cartoonbrew、the Creators Projectなど国内外のデザインカルチャーのマガジンや映像祭で上映・掲載され評価を受けている。
takashiohashi.com

 担当授業:
 ・コンピュータ応用講義 D(モーショングラフィックス基礎)
 ・コンピュータ音楽実習 D(モーショングラフィックス応用)




Hiromichi Kitazume
北爪裕道(非常勤講師:作曲)

東京芸術大学にて作曲を、また桐朋学園大学などで指揮を学ぶ。パリ国立高等音楽院作曲科第一課程および第二課程をともに首席で修了。IRCAM(フランス国立音響音楽研究所)作曲・コンピュータ音楽課程研究員。
2015年にフランス財団音楽賞を受賞するほか、Meyer財団、ソシエテ・ジェネラル音楽メセナ財団、文化庁、公益財団法人ローム・ミュージック・ファンデーションより助成を受ける。作品は世界各地で高い評価を受け、文化庁芸術祭、「秋吉台の夏」現代音楽祭、キジアナ国際音楽祭(伊)、「フランス電子音響音楽の日々」音楽祭(仏)など、国際的な音楽祭で上演されている。現在、東京芸術大学作曲科、桐朋学園大学作曲理論科および附属音楽教室講師。
hiromichikitazume.com

 担当授業:
 ・コンピュータ音楽講義 I~IV(作曲と分析)




Cathy Cox
キャシー・コックス(非常勤講師:音楽学)

現代音楽および電子音楽の作曲法、テクノロジーと音響芸術の交差点、または聴覚に基づく分析法を専門とする音楽理論・音楽学者。加マギル大学音楽院音楽理論専攻卒業、米ワシントン大学(セントルイス)大学院修士課程修了、米コロンビア大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。1996~1997年、独ベルリン工科大学にてDAAD奨学生。またアーヘン工科大学にて情報学を学ぶ。コロンビア大学のコンピュータ音楽センターにて助手、及び「Current Musicology」論文誌に編集委員副長として勤めた。国際学会(カナダ、アメリカ、オーストラリア、香港、韓国、日本)で研究を発表。玉川大学および国立音楽大学非常勤講師。

 担当授業:
 ・コンピュータ音楽概論 A, B(電子音楽およびメディアアート分析と研究法)
 ・修士課程 Research in English I, II




Tomggg
Tomggg(非常勤講師:DTM、ポピュラー音楽制作)

劇的な展開・キラキラした音を駆使した、ものすごく楽しくなる楽曲を、公募型コンピレーション「FOGPAK」や自身のSoundCloudなどインターネットを中心に発表し、Maltine RecordsよりEP『Popteen』をリリース。カナダのトラックメイカーRyan Hemsworthとの楽曲制作、Yun*chiのプロデュースや、禁断の多数決、negicco、Porter RobinsonへのRemix制作を行う。2015年にデビューEP『Butter Sugar Cream』、2016年5月には2nd『Art Nature』をリリース。2020年1月に4年ぶり配信EP『Unbalance』をリリースした。国外勢とのコラボレーションや、シンガープロデュース、広告関係、TV番組楽曲制作、オーディオビジュアルイベントへの出演など、その活動はジャンルや国を飛び越えた広がりを見せている。
www.tatsuyafujishiro.com

 担当授業:
 ・コンピュータ応用講義 A, B, C(DTM演習)
 ・コンピュータ音楽実習 C(リミックス・アレンジメント)





Shotaro Hirano
平野昌太郎(非常勤講師:ビジュアルデザイン)

グラフィック・デザイナー、武蔵野美術大学非常勤講師。2008年武蔵野美術大学基礎デザイン学コース修了、主に展覧会や書籍のデザインを中心に手がける。音と図形の関係性を見つけ出し、音楽をビジュアライズする演習を担当する。

 担当授業:
 ・コンピュータ応用演習 I~IV(デザイン思考、ビジュアルデザイン)




Haruka Hirayama
平山晴花(非常勤講師:コンピュータ音楽)

ピアノを石原美登里氏に師事。国立音楽大学音楽デザイン学科にて作曲、コンピュータ音楽を萊孝之、コート・リッピ両氏に師事。同大学大学院修士課程修了。その後、マンチェスター大学NOVARS研究所にて、エレクトロアコスティック作曲を専攻し、リカルド・クリメント教授に師事。同大学博士課程修了。
2005年、第32回ブールジュ国際電子音楽コンクールレジデンス部門においてソプラノサクソフォンとコンピュータの為の作品《Swallow》がレジデンス賞を受賞。また2012にはIAWM主催女性作曲家によるSearch for New Musicコンクールエレクトロアコスティックメディア部門においてフルート、ギターとライブエレクトロニクスの為の作品《Tints of July》がポーリン・オリヴェロス賞を受賞。作曲家としての活動は国内での作品発表に留まらず、ストックホルム電子音楽スタジオ(EMS)でのコンポーザーインレジデンスや、バーゼルを拠点としているChaotic.moebiusや様々な演奏家からの委嘱、また、国際音楽フェスティバルや会議における音楽作品の入選発表など多岐に渡る。
www.harukahirayama.com

 担当授業:
 ・コンピュータ音楽概論D(電子音楽/コンピュータ音楽の歴史)




Shu Matsuda
松田 周(非常勤講師:マルチメディアプログラミング)

「DIPS」開発者。現在、映像処理/音響処理などで放送業務用ソフトウェアの研究開発、音楽情報処理分野において研究開発を行う。株式会社パオックス代表取締役、国立音楽大学、早稲田大学非常勤講師。

 担当授業:
 ・アプリケーション開発実習I, II
 ・卒業論文
 ・修士課程コンピュータ音楽研究 I~IV